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誰が誰に影響を与えたのかを、本人の発言や評論を出典に辿った地図。縦軸が年代、横軸がジャンルでプロットしています。
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この地図に出てくるもの
メタル
★ メタル全ジャンル系譜
ヘヴィメタルから派生した全サブジャンルの進化を1枚で。各ジャンルがどのジャンルを生んだか。
ヘヴィメタル/NWOBHM
ブルース・ロックの轟音から、Sabbath・Priest、そしてNWOBHMという全ての根。
パワー/プログメタル
King Crimson・RushとMaiden・Dioから、欧州パワー、プログメタル、djentへ。
djent(ジェント)
Meshuggahの金属的なパームミュートを指す擬音が、掲示板を経てジャンル名に。Periphery・Animals as Leaders・TesseracTから、デスコア側の合流へ。
ゴシック/シンフォニック
Peaceville Three・Type O Negativeから、Nightwish・Within Temptation・Evanescenceへ。
フォーク/ペイガン/ヴァイキング
Bathoryのヴァイキングと Skycladのフォークから、Eluveitie・Korpiklaani・Alestormへ。
スピードメタル
MotörheadとNWOBHMの高速化から、Exciter・Accept、そしてスラッシュ/パワーメタルへの橋。
グラム/ヘアメタル
Alice Cooper・Kiss・Van Halenから、Mötley Crüe・Bon Jovi・Poison、そしてGN’Rとグランジの終焉へ。
ネオクラシカル
Blackmore・Paganiniから、Yngwie Malmsteen・Cacophony、そしてStratovarius・Children of Bodomへ。
シンフォニックメタル
Therion・Nightwishの管弦融合と、Emperor・Dimmu Borgirのシンフォニック・ブラックへ。
エクストリーム・メタル
スラッシュメタル
NWOBHM・パンクからBig 4、そして各地のシーンへ。
デスメタル
フロリダとストックホルムの二大震源から、グラインド・メロデス・メタルコアへ。
ブラックメタル
Venom・Bathoryの第一波から、ノルウェー第二波、そしてブラックゲイズへ。
メタルコア/ニューメタル
ハードコア・メロデス・ファンクの融合から、ニューメタル、メタルコア、グルーヴへ。
メロディック・デスメタル
イェーテボリ三巨頭(At the Gates/In Flames/Dark Tranquillity)から第二波、そして米メタルコアへ。
テクニカル・デスメタル
Death・Atheist・Cynicの四柱から、Gorguts・Necrophagist、そして現代のArchspire・Obscuraへ。
ブルータル・デスメタル/スラム
Suffocation・Cannibal Corpseから、Devourmentのスラム、そして世界中のブルータル勢へ。
デスコア
Suffocationのブレイクダウンから、Suicide Silence・Whitechapel、そしてLorna Shoreのシンフォニックへ。
グルーヴメタル
ExhorderとPanteraの中速グルーヴから、Sepultura・Machine Head、そしてLamb of GodとNWOAHMへ。
グラインドコア
Siege・Repulsion・Napalm Deathの爆速から、Carcassのゴア、デスグラインド、サイバーグラインドへ。
クロスオーバー・スラッシュ
D.R.I.・S.O.D.・Suicidal Tendenciesのハードコア×スラッシュから、Municipal Waste・Power Tripへ。
ドゥーム/ストーナー
ドゥーム/ストーナー
Black Sabbathを起点に、トラッド・ドゥームからストーナー、スラッジ、ポストメタルへ。
ドローン/フューネラルドゥーム
ミニマル音楽とノイズから来たEarth・Sunn O)))・Boris と、デスドゥームから来たThergothon・Skepticism。根の違う二本の「遅さ」。
インダストリアル・メタル
Throbbing Gristle・Killing Jokeから、Ministry・NIN・Rammstein、そしてサイバー/NDHへ。
ストーナー/砂漠ロック
Black Sabbath・Hawkwindから、Kyuss・Sleep、そしてQueens of the Stone Age・Electric Wizardへ。
スラッジメタル
Melvins・Black Flagの鈍重から、Eyehategod・Crowbar(NOLA)、そしてMastodon・Baronessへ。
ポストメタル
Neurosis・Godfleshから、Isis・Cult of Luna・Pelican、そしてDeafheaven・Sumacへ。
ロック
ロックの源流
Robert Johnson・Chuck Berryのブルース/ロックンロールから、Beatles・Stones・Hendrix・Zeppelin、そしてハードロックへ。すべての祖先。
プログレッシブ・ロック
King Crimson・Yes・Pink Floyd・Rushから、ネオプログ、そしてDream Theater・Tool・djentへ。
グランジ/オルタナティブ
Black Sabbath・Pixies・Melvinsから、Nirvana・Soundgarden・Pearl Jam、そしてポストグランジへ。
ポストパンク/ゴシック
Velvet Underground・Kraftwerkから、Joy Division・Bauhaus・The Cure、そしてType O Negative・HIMへ。
シューゲイズ/ドリームポップ
Cocteau Twins・My Bloody Valentineから、Slowdive・Ride、そしてAlcest・Deafheavenのブラックゲイズへ。
J-ROCK/ヴィジュアル系
KISSとBOØWY・DEAD ENDから、X JAPAN・LUNA SEA・GLAY・L’Arc、そしてDIR EN GREY・the GazettEへ。
ガレージ/サイケデリック
The Sonics・The Standellsの荒い側と、The Byrds・Loveの美しい側。The Stooges・Ramones、そしてThe White Stripes・Tame Impalaへ。
ギター・ヒーローの系譜
Charlie Christian・T-Bone Walkerの黎明から、Hendrix・Clapton・Beck・Page・Blackmore、そしてVan Halen・Malmsteen・Vai・Dimebagへ。ギタリスト個人の有向影響。
パンク/ハードコア
スクリーモ/スクラムズ
1990年前後のサンディエゴから東海岸へ、主流への流出を経て「スクラムズ」の呼び直しと三度の復興へ。
マスロック
King CrimsonとSlintから、Don Caballero・Polvo、そしてtoe・tricotの日本勢へ。マスコア・ミッドウェストエモ・ポストロックを生んだ幹。
マスコア
Black Flagの変拍子とRorschachのメタリック・ハードコアから、Converge・Botch・Dillinger Escape Plan、そしてマスグラインドと2010年代の担い手へ。
パンク/ハードコア
Stooges・MC5・Ramonesから、Sex Pistols・Black Flag・Bad Brains、そしてFugaziとMetallicaへ橋が架かる。
エモ/ポストハードコア
Rites of Spring・Fugaziから、Sunny Day Real Estate・American Football、そしてMy Chemical Romance・リバイバルへ。
ブルース/カントリー/フォーク・リバイバル
フォーク・リバイバル
1940年代のアラン・ローマックスの収集とウディ・ガスリーから、ウィーヴァーズ(1948)・キングストン・トリオ・ディラン・バエズ、英国のユアン・マッコール、そしてフォークロック(バーズ/フェアポート/ペンタングル)とシンガーソングライターへ。
カントリー
ジミー・ロジャースとカーター・ファミリーから、ハンク・ウィリアムス・キャッシュ・パッツィ・クライン、アウトローのウィリー・ネルソン、カントリーロックのグラム・パーソンズとイーグルス、そしてオルタナカントリーのウィルコへ。
ブルース
Charley Patton・Robert Johnsonのデルタから、Muddy Waters・B.B. King、そして英ブルース・Hendrix・SRVへ。
ジャズ/ソウル/ファンク
ジャズ
Louis Armstrong・Ellingtonから、Parker・Monkのビバップ、Miles・Coltrane、そしてフリー/フュージョン/現代ジャズへ。
ソウル/ファンク/R&B
Ray Charles・Sam Cookeから、James Brown・Stevie Wonder・Sly Stone、そしてPrince・P-Funk・ネオソウルへ。
レゲエ/ダブ
スカ・ロックステディから、Bob Marley・Lee Perry・King Tubbyのダブ、そしてダンスホール・2トーン・パンクへの波及へ。
ディスコ/ブギー
James Brownのカッティングから、Nile Rodgers・Giorgio Moroder・Tom Moultonの仕事、Good Timesがヒップホップを生む瞬間、そしてZappのブギーへ。
スカ/2トーン
ジャマイカのスカタライツとプリンス・バスターから、イギリスの2トーン(ザ・スペシャルズ・マッドネス)、そして米第三波スカパンクへ。
ジャズ・フュージョン
マイルス・デイヴィスのエレクトリック化から、ウェザー・リポート・マハヴィシュヌ・リターン・トゥ・フォーエヴァー、そして現代のロバート・グラスパーへ。
ハイライフ/アフロビート
アフロビーツ
2000〜2010年代のナイジェリア・ガーナ・英国。アフロビートと名前は似るが別物で、ハイライフ・ジュジュ・パームワイン・英国ハウスなどの融合を指す総称。ウィズキッド、ダヴィド、バーナ・ボーイ。
パームワイン音楽
ガーナ・シエラレオネ・リベリア・ナイジェリアの港町で。クル人が船乗りの持ち込んだギターに地元の旋律とトリニダードのカリプソを重ね、酒場の小編成で弾いた。エベネザー・カレンダー、クー・ニモ。ここからハイライフとジュジュが分かれる。
ハイライフ
19世紀のガーナ沿岸でパームワイン音楽から。アフリカの拍とジャズの旋律を重ね、E.T.メンサーやE.K.ニャメが広めた。派生にアフロビートとマコッサ。
ジュジュ
1932年のラゴスでパームワイン・ギター音楽から。トゥンデ・キングに始まりキング・サニー・アデへ。ハイライフとは同じ根から出た兄弟で、アフロビートとアフロビーツに流れ込む。
アフロビート
1960年代末のナイジェリアで、ハイライフとジュジュ、ヨルバの伝統にジェームス・ブラウンのファンクとジャズを重ねたフェラ・クティとトニー・アレン。そこからトーキング・ヘッズ/イーノ、そしてアフロビーツへ。
ヒップホップ
ヒップホップ
DJ Kool Herc・Grandmaster Flashから、Run-DMC・Public Enemy・Rakim、Wu-Tang・Dr. Dre、そしてKendrick・トラップへ。
トリップホップ
ジャマイカのダブとヒップホップのサンプリングから、ブリストルのマッシヴ・アタック・ポーティスヘッド・トリッキー、そしてDJシャドウへ。
エレクトロニック
ハウス
1980年代初頭のシカゴ。ウェアハウスのフランキー・ナックルズとロン・ハーディがディスコを編集台で作り替え、ジェシー・サンダースが最初のレコードを刻んだ。アシッドとディープ、そしてテクノ・トランス・UKガラージ・クワイトへ。
テクノ
1980年代半ばのデトロイト。ベルヴィルの3人(アトキンス/メイ/ソーンダーソン)がクラフトワークとYMOにシカゴのハウスとエレクトロを重ねた。ジェフ・ミルズとUR、そしてトランスとハードコアへ。
エレクトロ
1982年のブロンクス。アフリカ・バンバータの「Planet Rock」がクラフトワークの旋律とTR-808で電子ファンクを立ち上げた。マントロニクス、サイボトロン、そしてデトロイト・テクノとマイアミ・ベースへ。
シンセポップ
1977〜80年の独・日・英。クラフトワークとYMO、ゲイリー・ニューマン、ヒューマン・リーグ、デペッシュ・モード。ここからエレクトロ、デトロイト・テクノ、ダンスポップ、そしてPerfumeへ。
トランス
1980年代末のフランクフルト。スヴェン・フェートのクラブとレーベルから。キックを引っ込めてブレイクダウンで盛り上げる形。ポール・ヴァン・ダイク、アーミン・ヴァン・ブーレン、ゴア・トランスとハードスタイルへ。
UKガラージ
1990年代初頭のロンドン。NYのガラージハウスを130bpmで回し、ジャングルとダンスホールを混ぜた。MJコール、アートフル・ドジャー。ここからグライムとダブステップへ。
ダブステップ
2000年代初頭のサウス・ロンドン。UKガラージの暗い側からサブベース中心の様式へ。スクリーム、ディジタル・ミスティックス、ブリアル。スクリレックスのブロステップまで。
ハードコア・テクノ
1990年前後のオランダ・ベルギー・ドイツ。160〜200bpmの歪んだキック。マルク・トラウナーの「We Have Arrived」とロッテルダムのガバ。ハッピーハードコア、ハードスタイル、ブレイクコアへ。
ブレイクコア
1990年代半ば。ジャングル・ハードコア・ドラムンベースからアーメン・ブレイクを切り刻む方向へ。DJスカッド、ヴェネチアン・スネアーズ、Kid606。
クワイト
1990年前後のソウェト。オスキドらハウスのDJがレコードを約110bpmに落として生まれた。アーサー・マフォカテ、ブーム・シャカ、TKZee。ゴムとアマピアノへ。
アマピアノ
2010年代半ばのハウテン。クワイトとディープハウスとゴムの混成、ログ・ドラムのベース。カブザ・デ・スモール、DJマフォリサ、そしてタイラとアフロビーツへ。
アンビエント/IDM
サティの家具の音楽とベルリン・スクールから、Brian Enoの命名、Warpの Artificial Intelligence、そしてAphex Twin・Autechre・Boards of Canadaへ。
ドラムンベース/ジャングル
アーメン・ブレイクとキング・タビーのダブから、Goldie・LTJ Bukem・Grooverider、Metalheadzを経てAndy C・Noisiaへ。
ポップ
ボーイバンド
モータウンとジャクソン5の和声から、ニュー・エディションの型をポップへ移したモーリス・スターとニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、ルー・パールマンのバックストリート・ボーイズ/NSYNC、そしてワン・ダイレクションへ。日本ではジャニー喜多川の研修生制度がK-POPへ渡る。
アイドルポップ
1971年の『スター誕生!』から。歌謡曲と芸能事務所の育成制度の上に立ち、おニャン子の卒業システムがモーニング娘。・AKB48・乃木坂46へ。そこからPerfume(テクノ)・BABYMETAL(メタル)・BiSH(パンク)へ枝分かれする。
ベッドルームポップ
ローファイとスラッカーロックの復活から、2010年代半ばに Bandcamp・SoundCloud・Tumblr で同時多発的に。クレイロ、スティーヴ・レイシー(iPhoneのGarageBandだけで制作)。
ハイパーポップ
2013年ロンドンのPC Music(A・G・クック)から。誇張と過剰化のポップ。100ゲックスのバイラルで広まり、ディジコアなどオンラインの細分ジャンルへ。
ダンスポップ
1970年代末〜80年代初頭の米英で、ディスコが廃れる過程から。プロデューサーが作り歌手を後から雇う制作方式=ストック・エイトキン・ウォーターマンの「ヒット工場」からマックス・マーティンへ。
ブリル・ビルディング
1958年のアルドン・ミュージック(ドン・カーシュナー/アル・ネヴィンス)から。ゴフィン=キング、マン=ワイル、リーバー=ストーラーら職業作家チームが同じビルで書き、そこからバブルガムポップへ。
バブルガムポップ
1960年代末の米国で、ガレージロック・ノベルティソング・ブリル・ビルディングから。カセネッツ=カッツの制作と1910フルーツガム・カンパニー/オハイオ・エクスプレス/ジ・アーチーズ、そしてラモーンズとパンクへ。
K-POP
Seo Taiji・US hip-hopから、H.O.T.・BoA・Big Bang・少女時代、そしてBTS・BLACKPINK・NewJeansへ。
J-POP
はっぴいえんど・YMOから、シティポップ・渋谷系、そしてボカロ(米津玄師)・Perfume・YOASOBIへ。
ボカロ/VOCALOID
初音ミクとニコニコ動画から、ryo・wowaka・ハチ(米津玄師)のボカロP、そしてYOASOBI・ヨルシカ・Ado・Eveへ。
ラテン
ラテン(サルサ/レゲトン)
キューバのマンボから、Tito Puente・Celia Cruz・Faniaのサルサ、そしてDaddy Yankee・Bad Bunnyのレゲトンへ。
ブラジル音楽
サンバから、João Gilberto・Jobimのボサノヴァ、Caetano・Gilのトロピカリア、そしてMPB・海外波及へ。
クンビア/トロピカル
コロンビア大西洋岸の一つのリズムが、ペルーのチチャ、アルゼンチンのビジェーラ、メキシコのレバハーダとして作り替えられる。
帯未設定
コンゴ・ルンバ
1930年代末〜50年代のキンシャサとブラザヴィル。バコンゴの踊りの音楽マリンガが、ラジオで流れたキューバのソン(「ルンバ」と誤って表記された)で姿を変えた。ウェンド・コロソイ、ル・グラン・カレ、フランコ、タブ・レイ。スークースへ、そしてマコッサへ。
マコッサ
1950年代のカメルーン・ドゥアラ。ネレ・エヨウムが地元のアンバス・ベイとアシコにハイライフを組み合わせた。外来の影響ではコンゴのルンバが最も大きい。エカンビ・ブリアン、マヌ・ディバンゴの「Soul Makossa」、プティ・ペイ。