系譜ジャズ/ルーツ

ジャズの影響系譜

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ジャズは、誰が誰から受け取ったかが本人の口で最も濃密に記録された音楽だ。 ディジー・ガレスピーは「ルイ・アームストロングがいなければ、ディジー・ガレスピーは存在しなかった」と直系の祖を認め、 コルトレーンは初めてチャーリー・パーカーを聴いて「目と目の間を撃ち抜かれた」と語った。 下のグラフは、アームストロング & エリントンの源流からビバップ、モードを経て、 フリージャズ & フュージョン、そしてケンドリックまで届く現代ジャズの配線を、本人と評論の言葉で辿る。

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スウィングからビバップへ - 受け渡される音

ジャズの幹は、テナー奏者の音色を誰が受け取ったかで辿れる。 パーカーの初期様式に最も大きく影響したのは、スウィングのテナー革新者レスター・ヤングだったと見なされている。 そのヤングの柔らかな音色を「主要な源」と公言したのがスタン・ゲッツで、コルトレーンもヤングの奏法を継いだと本人が認めている。 一方、ソニー・ロリンズはアイドルのコールマン・ホーキンスに影響され、1946年にテナーサックスへ転向した。 こうして受け渡された音が、1940年代初頭のミントンズでガレスピー、モンク、パーカーの手にビバップとして結ばれる。

Brilliant Corners — Thelonious Monk
Brilliant CornersThelonious Monk1957
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結節点のCharlie ParkerとMiles Davis

矢印が最も交差するのがCharlie ParkerとMiles Davisだ。 パーカーはコルトレーンを「撃ち抜き」、オーネット・コールマンにも受け継がれた。「クロノロジー」はパーカーへのオマージュだと本人が語っている。 若きマイルスは19歳でパーカーのビバップ・クインテットに加わり、そこから自らが結び目になっていく。 マイルスはジョージ・ラッセルのリディアン・クロマティック概念とビル・エヴァンスの参加に影響され、『カインド・オブ・ブルー』でモードを実現したとされる。 『ビッチェズ・ブリュー』からはWeather ReportとMahavishnu Orchestraが枝分かれし、フュージョンの発射台になった。

Kind of Blue — Miles Davis
Kind of BlueMiles Davis1959
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ヒップホップへ流れ込む現代ジャズ

コルトレーンの前衛と非西洋伝統の融合の上に築かれたスピリチュアル・ジャズは、ファラオ・サンダースが発展させたとされる。 Kamasi Washingtonは「マイルスを経てコルトレーンに辿り着き、その音楽が自分の方法を大きく変えた」と語り、デビュー作『ジ・エピック』でサンダースら先達を継いだと公言する。 そのワシントンは、Kendrick Lamarの『To Pimp a Butterfly』の編曲とサックスで世界的評価を得た。 Robert GlasperはHerbie Hancockを「最も強い影響」と挙げ、同時にヒップホップのJ Dillaを作品で称えている。 一度バラバラに枝分かれしたジャズの川が、現代のブラック・ミュージックでまた一つに合流している。各ノードをクリックすれば、その枝の先のページへ飛べる。

A Love Supreme — John Coltrane
A Love SupremeJohn Coltrane1965
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出典(本人公言・評論の一部)