系譜アジア(J-ROCK/K-POP)

J-ROCK/ヴィジュアル系の影響系譜

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ヴィジュアル系は、海外の轟音と化粧だけでは組み上がらない。YOSHIKIはKISSに出会ってドラムとギターを始め、 アイアン・メイデンの『鋼鉄の処女』『キラーズ』を、そのパンク成分ごと好きなアルバムに挙げた。 だがX JAPANの化粧の下には、BOØWYやDEAD END、BUCK-TICKという国内の祖が同時に流れている。 欧米のグラムメタルと国産の耽美が交わった地点に、このシーンは立っている。 下のグラフは、その二重の源流からX JAPAN・LUNA SEA・GLAY・L'Arc-en-Ciel、 そしてDIR EN GREYやMUCC、ナイトメアまでを、本人の発言と評論を出典に矢印で結んだものだ。

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★ 大物 ルーツ 中核 子孫実線=本人公言 / 細線=評論 / 破線=派生
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海外の源流 — KISSとアイアン・メイデン

海外側の入口は、様式美よりも轟音とパンクの側にある。YOSHIKIはKISSの音楽でドラムとギターを始め、 NOISEバンド時代にはレッド・ツェッペリンやレインボーのコピーを弾いていた。 アイアン・メイデンについては『鋼鉄の処女』『キラーズ』を好きなアルバムに挙げ、特にそのパンク要素を好んだと語っている。 hideもまた、KISSのエース・フレーリーとアイアン・メイデンを影響源に数える。 欧米の評論はこの系統を、KISSやMötley Crüe、Hanoi Rocks、Twisted Sisterに影響された新形態と見なしている。

国内の祖 — DEAD ENDとBUCK-TICK

国内側で最も多くの矢印を出しているのが、DEAD ENDとBUCK-TICKだ。ここがシーンの結節点にあたる。 DEAD ENDのMORRIEを、黒夢の清春は名盤『DEAD LINE』とともに影響源として公言し、 Janne Da ArcもDEAD ENDの音楽性に大きく影響を受けたと記す。L'Arc-en-Cielは、その耽美なゴシックロックが初期に効いたとメンバー共通で挙げている。 BUCK-TICKの櫻井敦司は、机の上に貼られたその写真を見てロックスターを志したというDIR EN GREYの京や、 LUNA SEAのJ、MUCCの逹瑯にまで届いている。BOØWYはGLAYのTAKUROに「衝撃を受けた」と言わしめ、MUCCのMiyaは布袋のパーカッシブな奏法が自分を形作ったと述べた。

基準点になった X JAPAN と LUNA SEA

海外と国内の源流が合流した先で、X JAPANとLUNA SEAが次世代の基準点になる。 ナイトメアもalice nine.も、メンバー全員がこの二組に衝撃を受けてヴィジュアル系に目覚めたと語っている。 DIR EN GREYの京は、自ら影響を認めるアーティストにX JAPANを挙げた。 評論家・市川哲史は「ヴィジュアル系はhideから始まってhideで終わった」と評し、そのhideという存在をシーンの象徴に押し上げた。 源流の欧米バンドはこのサイトの「グラム/ヘアメタル」シーンへ繋がっている。各ノードをクリックすれば、その枝の先のページへ飛べる。

BLUE BLOOD — X JAPAN
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MOTHER — LUNA SEA
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GAUZE — DIR EN GREY
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出典(本人公言・評論の一部)